妊娠中のカフェイン摂取に気をつけよう

コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインは大丈夫?

コーヒー

妊娠中のカフェインは体に悪い?

妊娠中のコーヒー、紅茶、緑茶などのカフェインは飲んではいけないものではありません。カフェインは、2003年ヨーロッパの医療雑誌に発表されてから、気分をリラックスさせる効果があると発表されました。

1日1~3杯のコーヒーは、妊娠中のリラックスを促進するために良いといわれています。また眠気を抑えたり、仕事の能率を高めるなど効果もあります。妊娠中のカフェインに気をつけなくていけないのは、1日に摂取するカフェインの量です。1日のカフェインの目安は、約150mgです。

一杯当たりのカフェイン摂取量

飲料種類 コーヒー 紅茶 お茶
(玉露)
お茶
(煎茶)
お茶
(ほうじ茶)
ウーロン茶 お茶
(番茶)
麦茶
摂取量
(一杯)
56mg 70mg 224mg 28mg 28mg 28mg 14mg 0mg

四訂日本食品標準成分表より

妊娠中のカフェインのとりすぎ

カフェインは脳神経系に作用するので、不安・不眠・興奮といった悪い影響も現れることがわかっています。胎盤を通る血流量の減少や、鉄分の吸収低下を起こす可能性があります。

妊娠中や授乳中はただでさえ貧血になりやすく、鉄分が不足すると、さらに貧血になりやすくなってしまいます。また、妊娠中は普段の体よりもカフェインを分解、排泄するのに時間がかかるため注意しましょう。

カフェインが赤ちゃん(胎児)に与える影響

胎盤を通じ到達し、カフェインの副作用である興奮作用により、胎児の心拍数や呼吸数を増大させる可能性があります。特に妊娠初期の赤ちゃんには、内蔵機能が充分に発達していないため、カフェインを体内で分解して排出できません。

カフェインには不眠や興奮、おちつきがなくなるなどの副作用があります。カフェインを多くとりすぎた妊婦からの出産の報告例では、生まれた赤ちゃんの落ち着きがない、低体重だった、発育の遅れがあるなどがあります。カフェインとの因果関係は未だはっきりはしていませんが、万が一のために気をつけましょう。

産後の授乳中にもカフェインは控えめに

カフェインは母乳の中にも出てきます。赤ちゃんが多量に摂取するとイライラしたり、落ち着きがなくなったり、赤ちゃんがぐずったり、夜泣きをしやすくなります。しかしこれらのデータは、あくまでも大量に摂取した場合です。

乳幼児突然死症候群の発症率も、全くカフェインを摂っていないママと比べると高いことがわかってきました。授乳期間中カフェインを飲みたい場合は、授乳前に飲むのではなく、授乳後に飲んだの方がおっぱいにカフェインが含まれる量が少ないようです。

カフェイン中毒のママ

赤ちゃんのことを心配し、カフェイン飲料を飲むのを辞めたことが理由で、頭痛、体がだるい、イライラしたりなどの禁断症状が出てしまう妊婦さんもいます。カフェイン摂取辞めたいときは、徐々に飲む量、回数、濃度を薄くして、カフェインを少しずつ減らしていきましょう。

コーヒー、紅茶、緑茶が大好きな方って結構いると思います。そんな方たちには、たんぽぽの根から作られる、ノンカフェインのタンポポコーヒーを試してみてはいかがでしょうか?たんぽぽコーヒーは、妊娠中のむくみや、出産後の母乳の出を良くするのにも効果的です

ハーブティは、妊娠中に控えた方が良いハーブがあるので、選ぶ際には注意書きなどを確認しましょう。妊娠発覚~授乳期間が終わるまでは、なるべくカフェイン摂取は少なめにして、一休みのときだけにしましょう。