古くなったタッパーのレンチンはNG。特に子どもには要注意
プラスチック容器の「レンチン」は危険
残ったおかずをタッパ―へ入れて冷蔵庫へ保存。それを食べるとき、レンチンすることって結構ありますよね?
日常的に使っているタッパーですが、実は劣化してレンチンすると、食べ物に有害なものが混入してしまう危険性があります。
タッパー(プラスチック容器)の危険サイン
タッパーを何度も使い続けると、壊れたり劣化して、プラスチックの成分が染み出てしまい、食べ物に混入してしまいます。どれくらいの量が食べ物に混入するかは、プラスチックの種類や温めた時間、タッパーの劣化具合によります。
タッパーの取り換え時期のサインは、「変形や変色」です。またタッパーの裂開に関係なく、クリームやバターがたくさん入っている食べ物を、タッパー(プラスチック容器)に入れて温めるのは辞めましょう。「脂肪分の多い食品は、温められたときに人間に毒となる化学成分を吸収しやすいため」だそうです。
小さい子どもには危険!?
大人には、溶け出した微量のプラスチックの影響は小さいかもしれませんが、免疫力が弱い赤ちゃんや子どもには大きな影響を与えかねません。小さい子どもがいる家庭では、なるべく陶器やガラス製のもを使うように心がけてください。
コンビニのお弁当は?
コンビニのお弁当のレンチンは、加熱時間が長くなるほど、弁当容器から食品への化合物の移行量が増えます。食品から検出された化合物の量を調べると、毒性と判断される量の約1/500~1/30,000。
※弁当の加熱時間30秒~1分。
弁当容器から食品への化学物質の移行は微量なため、人体に影響を及ぼすほどではありません。しかし、弁当を温めすぎて容器が変形したときは、弁当容器から食品への化合物の移行量が増えます。
コンビニ弁当やプラスチックを使った容器は、加熱目安時間を守ってレンチンするようにしましょう。
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