栄養ドリンクの落とし穴。毎日飲むリスクと副作用

栄養ドリンク日常化の危険性と代替え食品(野菜と果物)

栄養ドリンク

あなたは「風邪で体がだるい」、「週末で疲れがたまった」、「徹夜で体が重い」ときなど、軽い気持ちで栄養ドリンクを飲んでいませんか?

あまり知られていませんが、栄養ドリンクは決して体に良いものではありません。あくまで「緊急時」にその場を乗り切るための一つの手段です。

栄養ドリンクのリスク

長寿の国フランスが警告

フランスの保健当局は、栄養ドリンクに含まれている「カフェイン」「タウリン」「グルクロノラクトン」の3つの過剰摂取は体に悪影響を及ぼすことを何度も発表しています。

例を上げると、世界的に有名なある栄養ドリンクの中には、コーヒー1杯分のカフェイン、8日で消費すべきタウリン、600日で消費すべきグルクロノラクトンが含まれていると報告されていです。

これらは長期的に見ると、甲状腺への悪影響や心臓のトラブルなどにつながる恐れがあるため注意が必要だと警告しています。

栄養ドリンク一つひとつの成分は、基本的にはどれも身体によいものですが、その成分が含まれている量が尋常じゃありません

栄養ドリンクを飲むことで、一時的に眠気が抑えられたり、体が元気になった気分になる理由は、これらの成分を過剰に摂取しているためです。

カフェイン

カフェインは、脳を目覚めさせ疲労を回復させる働きがあります。

タウリン

タウリンは、私達の身体や細胞を正常な状態に戻そうとする効果があります。例えば、血圧が高ければ下げる働きをし、肝臓の働きが鈍っていれば、活性化させます。

グルクロノラクトン

グルクロノラクトンは、グルクロン酸を体内で効率よく活用するために作られた成分です。グルクロノラクトンはグルクロン酸を活性化し、体の疲労を回復させます。

グルクロン酸:疲労の原因である老廃物や有害物質を処理する成分

依存症

栄養ドリンクに含まれている成分には、カフェインなどが含まれていて「クセ」になり、依存してしまうリスクがあります。

栄養ドリンク依存サイクル
  1. 体の調子がすぐれない
  2. 栄養ドリンクを手に取る
  3. 何だか少し楽な気分になった

アメリカでは死亡事例

米国では栄養ドリンクの過剰摂取が問題となり、2013年米国食品医薬品局(FDA)が米国で発売されている栄養ドリンクの安全性について調査をしました。

その結果、10年間に栄養ドリンクが関係していることを否定できない死亡事故が13件あったと報告されています。

栄養ドリンク以外ので疲労回復

ビタミンB1を含む野菜

大根の葉、冬瓜(トウガ)、ニンニク、ねぎなどビタミンB1、B2が多く含まれている野菜を積極的にとりましょう。山芋は、消化促進・滋養・強壮の働きで、疲労を回復させます。

精神的な疲労回復には、ネギ類に共通の辛味成分「硫化アリル」が効果的なので、たまねぎ・長ねぎ・ニラなどのネギ類を積極的に食べてください。

またビタミンCを多く含むピーマンは、疲労回復だけでなくストレス解消にも役立ちます。

トマトで活性酸素を除去

トマトには抗酸化作用の高いリコピンが含まれてい、病気や老化の元である「活性酸素」を除去してくれます。また疲労回復だけでなく、病気の予防、老化防止、美容、若々しさなどにもとても効果的です。

豚肉

疲労回復によい食べ物といえば、牛肉の10倍ビタミンB1が含まれている豚肉です。

疲労回復を高める理想の豚肉の食べ方は、クエン酸との食べ合わせです。かんきつ類やトマト、梅などに多く含まれるクエン酸は、豚肉と一緒に食べることで相乗効果が高まります。