裁判員制度の導入目的。みんなで裁判判決がスタート

裁判所裁判員制度が2009年05月21日施行されました。国民が刑事裁判に参加し、
裁判官3人と国民から選ばれた6人で判決を出す制度です。

しかし、なぜいったい裁判員制度は始まったの?

裁判員制度の導入目的

国民の意見(民意)を反映させるのが目的で、日本の裁判は大きな転換点を迎え、一人一人の意識を変えていかなくてはいけないという目的で導入されました。また、裁判を身近に感じてもらいたい、もっと知ってもらいたいという考えもあったようです。

裁判員制度の対象となる事件

人を殺した場合(殺人)

強盗が,人にけがをさせ,あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)

人にけがをさせ,死亡させてしまった場合(傷害致死)

泥酔した状態で,自動車を運転して人をひき,死亡させてしまった場合(危険運転致死)

人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)

身の代金を取る目的で,人を誘拐した場合(身の代金目的誘拐)

子供に食事を与えず,放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)

財産上の利益を得る目的で覚せい剤を密輸入した場合(覚せい剤取締法違反)

裁判員の選ばれ方

http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/how_to_choose.html

裁判員制度の仕事

http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/work_and_role.html

5回まで無料のカウンセリング

裁判員裁判で悲惨な事件の審理に参加し、精神的なショックを受けた裁判員らの心のケアを充実させるため、臨床心理士らによる対面式カウンセリングを日本全国で5回まで無料で受けられます。

裁判員制度では殺人などの重大事件が対象のため、証拠として示された遺体の写真、検察側の冒頭陳述などで残酷な犯行状況を聞く可能性があります。 6回目以降のカウンセリングや医療機関にかかる費用は自己負担です。

しかし裁判員は非常勤の国家公務員に当たるため、裁判員を務めたことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)などになったと認定されれば、国家公務員災害補償法に基づいて補償も受けられます。