食糧価格が高騰。小麦、食用油は特に値上がり

小麦、食用油等は、どれくらいあがった?2010年後半から世界的に食糧価格が高騰しているため、食料品価格も2010年から11年にかけて上昇し続けています。今後も、食品価格は下がることは難しそうです。

小麦、食用油等は、どれくらいあがったのでしょうか?

小麦価格

日本は小麦の大部分を輸入に頼っていますが、輸入は政府が一括で行い、政府から国内業者に売る仕組みになっています。この輸入小麦の売り渡し価格は、4月と10月の年2回に、国際価格に応じて変更されています。

小麦は昨年2010年の干ばつでロシアが輸出停止を決めたこと、オーストラリアで2011年頭に起った大洪水のため需給がひっ迫ため、国際価格が急上昇しています。

2011年4月の売り渡し価格は、主要5銘柄平均で3月までの価格から18%も引き上げられました。2011年10月の主要5銘柄平均で、さらに2%の値上げとなりました。

食用油

油の国際的な価格が上昇しているため、食用油を国内で販売する日清オイリオグループは、家庭用食用油の出荷価格を1キロ当たり30円以上引き上げしました。

今後の食品価格予想

2006年を基準とした2018年における世界の食糧需給見通しに関する試算は、食料需要の拡大により価格は上昇を続け、2018年には小麦が+8%・鶏肉で+13%・バターで+45%の価格水準に達するとの予想がたてられています。

食料が高騰する理由は、急激な人口の増加です。今後60年で、世界の人口は現在の69億人から2075年の95億人でピークをむかえると予想されています。

今までの農作物の作り方では、100%足らなくなります。バイオテクノロジー(遺伝子組み換え)といった技術が必要不可欠になっていくでしょう。