自然解凍は細菌だらけ。冷凍したお肉や魚を正しく解凍する方法

正しい肉や魚の解凍方法は、うまさを高める

冷凍された肉

スーパーの安売りで、肉や魚を買って冷凍庫に保存している人は多いのではないでしょうか。※私はもっぱらそうしてました。

あなたはその冷凍された食材を使うとき、どんなふうに解凍していますか?短時間で上手に解凍する方法をご紹介します。

細菌が繁殖する温度

細菌が繁殖するのは5度~60度とされています。そのため、室温(15~20度)での自然解凍は、衛生的に非常に良くありません。お肉の中心部が解凍されるころには、外側は何時間も細菌の繁殖しやすい温度にさらされていることになります。

食品に火を通せば大丈夫だと思われますが、それはしっかりと肉の中心まで調理すればの話です。特に肉の場合は、ミディアムレアで食べたりする人が多いのではないでしょうか。

肉や魚の解凍の失敗で、大腸菌やサルモネラ菌になってしまっては手遅れです。肉や魚を解凍するときは、正しい方法で行うようにしましょう。

理想の解凍方法

理想の解凍方法は、冷凍庫の肉や魚を冷蔵庫に入れて解凍する方法です。低い温度でゆっくりと解凍することで、肉のうまみを逃がさないようにすることができます。温度変化が大きいと肉汁が出やすくなり、おいしくなくなってしまいます。

ただこの解凍方法では、冷凍されているものの大きさにもよりますが、約6時間~10時間が必要になります。食品をすぐに解凍して利用したいときは、不向きかもしれません。

短時間で肉や魚を解凍する方法

素早く短時間で、かつ安全に解凍するためには、冷たい水を使いましょう。密閉できる袋に入れて、冷たい水の入ったボウル(容器)に沈めるだけです。水の温度が上がって、細菌が繁殖しないように、氷水を使って解凍するのが良いでしょう。氷がないときは、20分~30分おきに水を取り替えましょう。

氷水による解凍

電子レンジで解凍は、時間がかからず便利ですが、熱で身が変色したり、びちょびちょになってしまいます。全解凍や半解凍などの機能がついている電子レンジでも、一部はまだ凍っていたり、熱くなりすぎてしまい、縮んでしまうことも少なくありません。

食材を美味しく、安全に食べるためには、多少の手間は必要です。時間を優先するか、おいしさを優先するかは、その時の気分で決めてもいいかもしれません。良い食材を使って料理するときは、一層おいしくするために理想の解凍方法をすることをオススメします。

何度も言いますが、肉や魚の解凍は自分や家族の体を守るためにも、自然解凍だけは避けてください。